寿老人

日本人にはおなじみの七福神ですが、さて、その七人の神様の名前をちゃんと知っている方はどれぐらいいるでしょう?

知名度の高い毘沙門天、大黒天、ほてい様、恵比寿様、紅一点の弁財天は言えるとしても、さて残りの二人は誰だっけ?

と思う方も多いのでは?

今回は、その二人の中から寿老人(じゅろうじん)を紹介します。

寿老人って?

寿老人元々は中国の道教の神様の一人が寿老人です。

カノープスという竜骨座のα星の化身とされ、特徴としてはお酒好きと言われています。

ちなみにこのα星は全天では太陽、シリウスに次ぐ明るい恒星です。

そんなところもおめでたい気がしますね。

七福神の中に頭がとても長く、杖を持った老人がいますが、それが寿老人です。

大黒天の例を見てもおわかりのとおり、中国やインドから入った七福神は日本の神道や仏教と結びついて名前や性格を変える神様が多いのですが、寿老人の性格は道教の神のままで、あまり変化はしていません。

別名《樹老人》と呼ばれることがありますが、樹=樹の生命力にあやかって長寿を表しているそうです。

寿老人の持ち物

まずは長い杖と、団扇、桃、そしてお伴には鹿を連れています。

杖には巻物がくくりつけられていて、団扇は災いを払うためのもの、桃は長寿の印として知られていますね。

鹿も長寿の象徴とされているので、名前のとおり長寿をもたらす神様として信仰されています。

寿老人の御利益

寿老人前述したようにまずは【長寿】でしょう。

道教では1,500歳というスーパー長寿老人だったと言われています。

また、長寿を全うするには【健康】も絶対条件ですし、家庭が円満でなければストレスで長生きできませんよね。

ということで、【家庭円満】の御利益もあるとされています。

「稔るほど、頭を垂れる稲穂かな」という言葉をご存じでしょうか?

 

寿老人という知識や見識のある者が頭を下げる、そこに深い意味があるのだと思われます。

そして意外なことに【質素倹約】にも効き目があるのです。

というのは、賢い者はムダなことをせず、手元にあるもので工夫する、従って余計なものを回りに置かず、すっきりとした生活ができる-ということでしょう。

そして質素倹約の結果【金運】に恵まれるということになるわけです。

寿老人~長寿と質素倹約で金運を呼ぶ道教の知恵の神~ まとめ

日本史に名を残す藤原氏の氏神は奈良の春日大社です。

春日大社には鹿が付きものですよね。

寿老人のお使いが鹿であることから、藤原氏は寿老人を信仰していたと言われます。

権力を誇った藤原氏と謙虚、質素倹約を基本とする寿老人。

意外な組み合わせという気もしますが、おごり高ぶり、他氏族の恨みを買っていた藤原氏だからこそ、無い物ねだりで寿老人にあやかりたいと思ったのかも知れませんね。

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