財布の素材

あなたが財布を選ぶ場合、何を重視しますか?

第一にキーポイントになるのは「素材」なんです。

と言うのは、素材の善し悪しによって財布の印象が全く別物になってしまうからです。

「あなたがお金持ちになりたいと願うなら、お金持ちのように振る舞うべし」

お金がない=安い素材の財布を買うというのではなく、「お金持ちになるためにこそ、素材の良い高額な財布を買うのだ」と考えに切り替えてみるのもひとつの方法です。

金運は財布と同じイメージ

財布の印象は《素材に大きく左右される》と言います。

財布は「お金の家」ですから、財布の印象がそのまま「お金の居心地」に直結しているのです。

つまり《持っている財布の印象=その人の金運》ということなんですね。

素材が良くて、高級感のある財布なら、当然サイズも大きいので、お金も居心地良くゆっくりと過ごすことができます。

すると金運もグングン上がっていきます。

しかし、ビニール素材などの安っぽい印象の財布だったら、お金は「なんだかここは狭苦しいし、ぺらぺらの床で、居心地悪くて、サッサとどこかに行っちゃいたい」と思ってしまうので、金運は下がる一方と風水では考えられるのです。

さて、今アナタが使っているお財布のイメージはどんなものですか?

手触りも良く、光沢があって、お金が「帰って来たい」「友達をいっぱい連れて来たい」と思ってくれるようなお財布ですか?

お手頃価格で購入した濡れても大丈夫なビニール製のお財布ですか?

友人が作ってくれた布製財布で、何年も使ってるお気に入りのお財布ですか?

慎重にも慎重を重ねて素材を選んで、お金がたくさんの友達(もちろんお金です)を呼び集めて来てくれるような、いい「お金の家」にしましょう。

牛革財布 ~サラリーマンやOLにぴったりの蓄える素材~

牛革古代中国において牛は豊かさの象徴でした。

政治、戦争など権力者が様々な場面で牛を屠って神事を行ったという記録は多々残っています。

権力者とつながりのある牛の革を使った牛革財布は風水的に「貯蓄運」がアップすると言われています。

なので、サラリーマンやOL、仕事をしている人にはぴったりです。

また、五行に当てはめると牛は「土」の気を持っているそうです。

全てを生み出す「土」の気を持つ牛革は「安定してエネルギーを蓄える素材」といいます。

日本では牛革のほとんどが輸入品ですが、世界的に見ると生産量は安定しているので、比較的安価な物も多いようです。

ただし、中にはカーフのような高級品もあります。

牛革は種類も比較的多いので、予算や、好きな手触りなど、選択肢が多いのも嬉しいですね。

カーフ

生後6ヶ月未満の子牛の皮を加工したもので、乳牛種の雄が多く用いられます。

薄手できめ細かく、柔らかくなめらかさが特徴です。

最上の牛革とされています。

お値段もそれなりということは、覚えておいてくださいね。

キップ

生後6ヶ月~2年の若い牛の皮から作られた革で、カーフよりは厚みがあります。

カーフの次に上質な革で、きめ細かくなめらかです。

カウ

英単語の牛と言ったらカウ。

一般的に牛を指す単語ですね。

生後2年くらいの出産経験のある雌牛の皮から作られる革です。

なめらかなのに厚みがあって丈夫なのが特徴です。

ステア

生後3~6ヶ月に去勢した、2才以上の雄の革から作られます。

厚手でカーフやキップよりも表面のキメは荒くなりますが、耐久性に優れています。

ブル

英語でオス牛を指す単語です。

そのとおり、生後3年以上の雄の皮から作られる革で、厚みがあり丈夫なのが特徴とされています。

馬革財布 ~ギャンブルに最適!直感と金運を逃がさない~

コードバン馬は十二支の一つなので、めでたい動物とされ、南の方位を司っています。

風水的に南は直感(インスピレーション)や美に関する方位とされているので、馬革で作った財布はインスピレーションが不可欠な「ギャンブル運」「女性の美容」に関する運をアップさせるといわれています。

また風水では馬蹄をその形からして「入ってきた良い物を逃がさない形」であると判断します。

そして開運グッズとして扱うので、馬は風水ではとても良いモチーフと思われているのです。

ただし馬は五行で「火」の気を持つと言われているので、注意も必要です。

お金に関連することは「火」の気があると、お金を燃やしてしまうから一気にお金を失ってしまうと言われることがあるのです。

風水師の先生たちの財布に関する本には「馬革の財布は良くない」とは書いていませんが、五行思想から考えると、馬革は直接お金を入れるお財布ではなく、バッグや、そのファスナーに付けるタッセルなど他のもので持っていた方が良いのかもしれません。

手に入る馬革の種類を紹介してみますね。

ホースハイド

馬の背の皮から作られた革で、牛革に比べると線維密度が低いので強度は劣りますが、柔らかくしなやかなのが特徴です。

ホースフロント

若い馬の首の皮から作られた革です。

なめらかで、きめの細かさが特徴です。

ポニーレザー

ポニーという小さな馬をご存じですか?

成長しても子どもくらいの背の高さぐらいのかわいい馬です。

この革はそのポニーの皮から作ったもので、柔らかく軽いのが特徴です。

コードバン

馬のおしりの部分の皮で、筋肉を動かしているためか、高い強度を持っています。

他の馬革は牛革より弱いのですが、このコードバンだけは牛革の数倍の強度があるそうです。

ただでさえ、生産量が少ない馬革の中でたった10%程度しか取れないこともあり、希少価値の高い革です。

高級ランドセルや財布に使われることが多く、使い込むと光沢が増してなめらかに美しくなるそうです。

これもいいお値段だということは想像がつきますね。

豚革財布 ~自営業者にぴったり!健康と家庭運上昇~

豚革

豚はたくさん食べてグングン育ち、一度に何匹もの子どもを産むことから風水では「健康運」「家庭運」を上昇させるモチーフとされています。

また、五行によると牛と同じように「土」の気を持ちますので、財布の素材としてもおすすめできる素材です。

豚革にはお金回りを良くするパワーがあるとされていますので、経営者・自営業者にはおすすめです。

日本国内での生産量が多く、輸出されるほどですから国内に流通している豚革はほとんどが国産と言えます。

豚革は軽くて摩擦に強く、しかも丈夫なので、バッグや財布の裏地にも向いている素材なんです。

よくわかる特徴としては表面に3つのポツポツした毛穴が1組になったものが規則的に並んでいます。

続いて意外と手に入りやすい豚革の種類を紹介します。

ピッグスエード

豚の皮を加工するときに裏側を起毛させたもので、豚革の特徴である毛穴が目立たなくなります。

高級感があるので、人気の素材です。

アメ豚

豚の皮を加工するときに、タンニンを使ってなめし、アニリンという染料を使って飴色に仕上げた革です。

人気の理由は、「使い始めは明るいキャメル色なのに、使っていくうちに段々と深みを増した良い色になっていくのがステキ!」とのことです。

蛇革財布 ~経営者にぴったり!お金の流れを良くする~

パイソン蛇は風水によると「もめ事を回避する」「人間関係が良くなる」モチーフとされています。

しかも五行では「金」の気を持つと言われているので、蛇革財布は正に金運アップ用の財布になると思われます。

ただし、注意しなければならないことがあるんですね。

見かけのコワさから敬遠されがちな蛇。

その蛇革のパワーはとっても強いのです。

しっかりとした金銭感覚を持って、上がった金運と上手くつきあっていくことが必要になるのです。

と言うのは、実は「金」の気は「土」の気とは違って「お金を蓄える」と言うよりも「お金を循環させる力」の方が強いのです。

要は、自分が使った分だけ、手元に戻ってくるという流れを作り出してくれるということなのでしょう。

蛇革は人脈を広げ、ビジネスチャンスを引き寄せると言われています。

その点では経営者・自営業者には最適な素材と言えるでしょう。

羊革財布 ~愛情と友情を深める素材~

ラムスキン羊は中国では十二支の一つでもあるおめでたい動物とされています。

古代の中国では神に祈りを捧げるときの供物として羊が選ばれました。

神に近い生き物と思われていたようです。

また羊は集団を作り、群れで行動しますね。

その行動パターンから、他の人とのつながりを作りだし、他の人からの信頼を受け、援助されるようになるなど、身近な人との愛情や関係を深めると言われています。

五行では「水」の気を持つと言われ「恋愛運」「友情運」にも関係が深いそうです。

恋愛運を上げたい女性や、人脈や他人の信頼を得たい男性にはもってこいの素材と言えるでしょう。

ただし、手触りが良い分、羊革は摩擦に弱く、強度も優れていないので、扱いは丁寧にしないと、すぐそじてしまう恐れがあります。

羊革の素材を紹介します。

いいお値段なので、購入はしっかり考えたいですね。

ベビーラムスキン

ラムは子羊のことです。

ベビーと名が付いているとおり、生後半年以内の羊の皮で作られた革です。

非常に柔らかく手触りが良いので人気があります。

ただし殺すのではなく、生後間もなく死亡してしまった赤ちゃん羊を利用して作るので、数は少なく最高級品となっています。

多分お値段は羊革の中でも一番高いと思われます。

ラムスキン

生後1年以内の羊の皮で作られた革で、きめ細かく柔らかく、手触りが良いのが特徴です。

シープスキン

一般的な羊を指す英語がシープ。

生後1年以上経った羊の皮から作られた革です。

柔らかくて手触りも良く、ムートンという別名でも知られていますね。

オーストリッチ(駝鳥)革財布 ~経営者に最適!金運パワー~

オーストリッチオーストリッチは鳥です。

干支の酉(とり)という漢字は「西」と一字違いで、間違えやすい字なのですが、それからもわかるように、西の方角と関係があり、風水では金運をアップすることができると考えられます。

五行でいうと鳥は蛇と同じく「金」の気を持っています。

ですから、蛇革同様にとても強いパワーを持っているということがわかると思います。

お金のパワーに振り回されない、きちんとした金銭感覚と強い意志を持った人なら、オーストリッチや蛇革の財布で金運を強くすることはできますが、一般の人には少々パワーが強すぎる財布になってしまう危険性があります。

金運に振り回されてしまう恐れがあるんだとか。

どちらかと言うと、経営者など、大きなお金を動かしても平然としていられるポーカーフェイスの得意な人向きの財布のようですね。

オーストリッチの革には軸痕(クイルマーク)と呼ばれる羽毛を抜いた痕(ポツポツとしたふくらみ)があるのが特徴です。

鳥類の中で一番身体の大きなオーストリッチ、その皮は強靱で手触りも良いので、高級皮革として財布やバッグなどの材料に使われています。

ワニ革財布 ~富裕層の象徴!傲慢さを抑えるのが吉~

クロコダイルワニの1種であるクロコダイルの財布と風水の関係について、Dr.コパ氏は著書『Dr.コパのお財布風水』の中で

「ヘビ革(パイソン)やワニ革(クロコダイル)など、爬虫類の革で作られた財布は、昔から金運を上げると言われてきました。確かにその通り効果がありました」

と自分の経験を書いています。

ワニ革には財運と人脈を呼び込む効果があるとされているので、富裕層に似合いの素材と言われているそうです。

「金」の気を持つ蛇革財布と同じように、ワニ革も一般人にとっては力がありすぎるので、敬遠した方が良いのかもと思われます。

風水の考え方とは違うかも知れませんが《幸せなお金持ちとお財布の関係》を長い間研究してきたはづき虹映さんは著書『長財布のヒミツ』で以下のように書いています。

「ワニとか蛇など、爬虫類の財布もよく見かけますが、希少動物の革は高額ですし、その財布を使うと特別意識が強くなりすぎるので、推薦はできません。高価なものを持つことができる「自分だけは特別」と思い始めると運勢にも危険信号がともります。成り上がり者に特有の傲慢な波動が出やすくなってしまうのです」

また、佳山知未さん(開運財布コンサルタント)もワニ革財布について次のように書いています。

「クロコダイルやオーストリッチなどの財布は、社会的に認められた高いステータスのある人間が使うのでないと、背伸びしている《無理の気》が生まれてしまいます。これは金運には良くない影響を与えるので絶対禁止です」

やはり一般人が金運を向上させたいためとは言え、希少価値のある爬虫類素材の財布を使うのは危険が伴うことなのかも知れません。

自然素材の財布

財布自然素材の財布には色々ありますが、風水的には風通しが良くて居心地の良い「お金の家」を作ってくれるそうです。

ビニールや人工皮革の財布は見るからに風通しは悪い気がしますね。

しかも五行によると「火」の気を持っているとされるため、お金を燃やしたり(お金が無くなる)、お金が居心地悪くて出ていったまま帰ってこなかったり(使っても回って来ない)という事態を招きやすいので、これらの財布は風水では注意が必要とされています。

どの風水師の先生も「自然素材の財布は金運にはGood」とおっしゃってます。

「じゃあ自然素材ってなに?」となりますが、先ほど説明した牛などの皮革製品を含む木綿や麻など布製のものを指します。

ただし、布製財布については先生によって意見が分かれていて、Dr.コパ氏の意見では「布の財布は良くない」そうですが、「本革や天然素材は良い」とおっしゃっているのが愛新覚羅ゆうはん氏です。

布の財布はパワーの面で動物の皮革製品には劣りますが、自分が気に入っている財布であれば問題はないようですよ。

皮革製品よりも優しい感じがするので、女性(特に若い方)はこちらの方が良いのでないでしょうか?

革製財布を持つ女性はちょっと圧が強い感じを回りに与えるような気がします。

財布の素材の選び方|職業や用途に合った財布を見つける まとめ

デザインには違いがあっても、財布の表面はエナメルで加工されているとか、光沢があるなどの上品な外見が重視すべきポイントですから、きちんと革のケアをすることも大切です。

もう一つ大切なことはデザインやイメージです。

どんなに素材が良くても、値段が高くても、光沢があっても、安っぽかったり、人前で出すのをためらうような、とんでもない(個性的とも言います)なデザインの財布は避けた方が良いと思います。

最後にあなたの望む運気にあった財布の色を選ぶことで人それぞれに合った財布をみつけることができます。

ムダな装飾などがない、シンプルで飽きの来ないデザイン、そして良い素材のお財布を求めることでさらに愛着が増しますよね。

財布選びの最終段階とも言える色選びに関する記事はこちら↓にあります。

財布の色を選ぶ|色の意味から強化したい気の色の選び方を知る

各色の意味をまとめてありますので、まだ財布の色についてご存知でない方は参考にしてみてください。

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