摩利支天~隠された財宝を見つけ出す陽炎の神~

摩利支天【摩利(まり)支天】名前を音読すると女性かと思ってしまいますよね。

しかし、実は無敵の戦神として敬われるなかなか猛々しい神様でもあり、実は人間に宝をもたらしてくれる神様としても信仰されているんです。

 

摩利支天の出自とは?

陽炎摩利支天は密教の守護神の一人で【天部】というグループに所属しています。

もともとはインド密教の女神「マーリーチ」と同一視され、「マーリーチー」(Marici)という言葉はインドでは【陽炎】【光線】を意味する言葉なんだそうです。

ということは、【太陽光】【月光】【暁の光】などがイメージされるということになりますね。

「マーリーチ」はインドから中国に伝わり、摩利支天という漢字名になりました。

日本には平安時代に伝わったそうです。

そして【陽炎を神格化した神様】=【陽炎は見ることも、捕まえることもできないもの。ということは、他の者が危害を加えることはできない存在である】と考えられたのです。

それがあって、戦国時代には多くの武将が摩利支天を信仰したそうです。

その信仰は現在にも続き、【勝利、開運をもたらす神】として広く信仰されています。

 

どんな御利益が?

摩利支天の御利益は【開運招福】【勝負運】【財運】などと言われ、【運を開き】【勝負に強く】【財産運も強い】ということで、超ラッキーと言えましょう。

また上述のように他者には見えない、捕まえられないので、【自分に危害を加えそうな他人や獣、悪霊から身を守ること】もできると言われているのです。

ということは、自分の身を守ってくれる神様ということですね。

例えば【盗難】【水難】【火難】などの人災、天災も避けることができるとも信じられています。

 

摩利支天の眷属

猪部下と言うより、しもべと言いましょうか、眷属(けんぞく)について紹介します。

眷属とは神に仕えるものたちのことで、日本やインドでは動物が多いようです。

神が動物を従えている図というのは像や絵でよく見かけますね。

また動物だけではなく、下位の神様が上位の神様の眷属になることもあるそうです。

摩利支天の眷属はイノシシです。

太陽光である摩利支天が素早く走り去る様子を想像し、突進するイノシシに喩えられたと考えられているそうです。

インドでは猪は摩利支天を乗せた車をひいていると考えられていましたが、日本では馬車に乗る習慣がないので、日本で像が作られるときは一頭のイノシシに乗ってる姿で表現されることが多いようです。(馬と比べると安定性がないような気がしますね)

 

摩利支天の原型?【暁の女神ウシャス】

ウシャス前述したようにマーリーチという名前はインド密教でつけられたものですが、元になった女神は古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に登場する暁の女神ウシャスだと思われています。

リグ・ヴェーダは後にバラモン教では非常に重要な教えとなり、ヴェーダの神は密教やヒンズー教に受け継がれたのです。

ところで、【ウシャス】は太陽が上る前の明るくなった空の様子(夜明けの光)を神格化したものと言われ、ウシャスの光によって夜の闇が追い払われ、隠された宝が明らかになると考えられました。

太陽光である摩利支天と同一視されたのも当然のことですね。

摩利支天との同一視のためなのか、現在ではウシャスは重要な神とは思われていないそうです。

 

摩利支天~隠された財宝を見つけ出す陽炎の神~ まとめ

暁の女神が戦いの男神へ-意外な変身ですが、信仰する人間達の価値観の変化が影響しているのでしょうね。

ということは、現在無敵の戦神とされている摩利支天もいつかは楚々とした美しい女神に変身してしまうのかも。

しろ

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当サイト管理人の「しろ」と申します。

私は各地の社寺をはじめとするパワースポットを巡っていましたが、パワースポットからのパワーとロト6などの宝くじとの密接な関係を感じるようになり、以前より興味があった風水に関心を持ちました。

それまでは、部屋の配置や色などを参考にしてきたのですが、これらはお金に最も近い財布にもあてはまることに気付くことができたので、みなさんにも最も金運に恵まれる財布の選び方や使い方を知ってもらいたいと思い、紹介しています。
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