
十二支で、ヘビのことを「巳(み)」と言いますね。
昔の暦では、曜日の代わりに、十二支の順番に日にちが振り分けられていました。
十二支の六番目にあたる「巳の日」は、金運アップの吉日と言われています。
ヘビと金運、その関係は、どこから来たのでしょう。
巳の日は金運吉日
ヘビは、もともと縁起の良い動物。
成長するにつれ、脱皮をする姿が、「生まれ変わり」や「強靭な生命力」を連想させます。
金運関係では、白ヘビが弁財天(べんざいてん)の使いであることが関係しています。
弁財天は、七福神の一柱。
水の神、音楽の神、そして財宝を司る神として有名です。
使いである白ヘビは、人々の願いを弁財天に届けると言われています。
そのため、商売繁盛、金運、幸運を象徴する存在として扱われるようになりました。
「巳の日」が、金運アップの吉日とされるのは、弁財天の影響があったからなんですね。
勝負事に強くなる日でもあるので、宝くじの購入日として人気です。
弁財天の金運効果について詳しくは
己巳の日はパワーアップ
昔の日付の示しかたで、六十干支(ろくじっかんし)というものがあります。
十二支と十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)で60の組み合わせを作ることで、日付を振り分けていました。
十干の己(つちのと)と、十二支の巳(み)の組み合わせが、己巳の日(つちのとみのひ)となります。
「つちのと」は「土の弟」とも書き、五行思想では、「土は金を生む」と考えられています。
つまり、土の金運と、ヘビの金運がダブルで効果を発揮する日ということです。
己巳の日は、60日に一度巡ってくる吉日。
1年のうちに、たった6回ほどしかチャンスがありません。
このパワーアップ日を見逃さないようにしましょう。
巳の日と相性が良いもの
巳の日に購入したり、使ったりするのに相性の良いものがあります。
ヘビの金運効果を、さらにアップさせてみてはいかがでしょうか。
財布
巳の日は、寅の日と同じく、財布を買うのに適した日と言われています。
新調した財布に、金運アップを願うと、ヘビが弁財天に届けてくれるかもしれません。
また、ヘビ革の財布は、金運アップを招くことで有名です。
さらに、ヘビの抜け殻を財布の中に入れておくと、「金運が身(巳)につく」と言われています。
ヘビ革や抜け殻は、生々しすぎてダメだ!と思われる方は、ヘビのウロコを模した「鱗紋(うろこもん)」という柄を使用すると良いかもしれません。
三角形が並んだ紋様のことで、日本三大弁財天の一つにも数えられている、江島神社の社紋も鱗紋です。
寿司
巳の日に食べると良いと言われているのが、寿司。
京都には「寅蒟蒻、卯豆腐、巳寿司」という言葉が伝わっています。
寅の日はこんにゃく、巳の日は寿司を食べると縁起が良いようです。
そういえば、3月3日のひな祭りでも、ちらし寿司を食べる風習がありますね。
ひな祭りの由来は「上巳の(じょうし)節句」にあり、もとは3月初めの巳の日に祝うものだったと言われています。
巳の日と寿司は、密接な関係にあります。
寿司を食べて、金運アップを狙いましょう。
己巳の日~弁財天に願いを届けてくれる金運吉日と巳寿司~ まとめ
白ヘビが弁財天に願いを届けることから、金運吉日となった巳の日。
弁財天に、直接お参りする日としても最適かもしれません。
巳の日の金運アップ祈願は、他の日よりもすばやく弁財天に届きそうです。
参拝前の食事は、もちろん寿司で。
わたしがなぜ、金運アップの研究をしているかというと、あるきっかけがあったからです。私の友人は、ロト6の攻略をしていました。
ロト6の1等当選確率は600万分の1と言われていますが、数字を自分で選ぶという仕組み上、攻略できるように思えたのでしょう。
しかし、600万分の1っていったら、ほぼ運ですよね。
そこで私が思ったことは「ロト6を攻略するよりも金運を上げたほうが早いのではないか?」ということでした。
そして、金運アップの研究をするうちに、「貧乏には原因と結果がある」ことに気づきます。
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それは「金運アップしてどうするのか?」ということです。
金運アップできる人、できない人、全ては「原因と結果」があるはずです。
わたしは、これをみなさまと一緒に省察していきたいと思い、メルマガを配信することにしました。
開運日カレンダーに十二直、二十八宿、それぞれの吉凶をわかりやすく表示し、簡単に吉凶の判断ができるような新カレンダーを制作しています。