キャッシュレスの波に飲み込まれていないキタガワです。
キャッシュレスといっても、実は結構古くから使われている決済手段ですが、日本では流行らないんじゃないかとキタガワは思っています。
完全に現金を持たなくなる日は来ないのではないかというお話です。
理由は、現状では「解決されていない問題点が複数ある」ということです。
以下でその問題点を解説します。
索引
キャッシュレス化は進んでいるのか?
キャッシュレスといえば何を思い浮かべますか?
PayPay? ID? LINE Pay?
このあたりは、今話題のやつですね。
でも、キャッシュレス決済は意外に古く、みなさんもよく知るクレジットカードやSuicaなど交通系の電子マネー、Edyなど流通系のものもあり、利用はしているんですよね。
先進国アメリカでのキャッシュレス化はクレジットカード決済の普及促進により2018年には46.0%まで伸びましたが、日本ではいまだ19.8%です。
日本はキャッシュレス化が遅れていると言われますが、上位3カ国(韓国96.4%、イギリス68.7%、中国65.8%)ほどの伸びはなんじゃないでしょうか。
※ キャッシュレス比率は経済産業省、株式会社野村総合研究所のデータをもとにしています。
キャッシュレス還元事業は流行らない?
日本では2019年10月1日から施行された消費税増税にともない、キャッシュレス消費者還元事業として、決済のキャッシュレス化を促進しています。
この情報はテレビやネットニュースでもよく聞きますね。
では実際に自分や周囲の人たちがつかっているのかというと。
意外に使ってますね。
キタガワのまわりでは交通機関はほぼキャッシュレス化していますし、買い物や飲食での決算もPayPayを使っている人が多いように感じます。
交通機関など少額の決済では利用者が多いと感じています。
確かにSuicaなどキャッシュレスに慣れてしまうと切符買うのはめんどくさいですから。
しかし、韓国の96.4%はともかく、アメリカの46.0%に比べて、そこまで伸びていないように感じるんですよね。
よく利用する人はほとんどキャッシュレスですが、使わない人は全く使いませんからね。
30%代まで伸びたらいいところじゃないですか?
次からはキャッシュレスが流行らない理由について考えてみましょう。
キャッシュレスにしない理由
日本でキャッシュレス化が流行らないと思われるのは、少子高齢化が進んでいるというのも理由のひとつかもしれません。
高齢の方からは「ついついたくさん買い物してしまうんじゃないか?」「データ漏洩などが心配」「スマホを盗まれたらどうする?」といった不安をよく耳にします。
キャッシュレス還元事業として促進されているとはいえ、高齢の方にとっては「不安」と思われる方も多いように思えます。
その理由としては、高齢者の収入は少なく、貯蓄で生活している方も多いでしょう。
その貯蓄が一気に吹っ飛んだら? と考えるとわかるような気がしますね。
たくさん買い物してしまうという問題点では、キタガワも「ネットショッピングで2、3万は遣ってしまっていた」なんてこともあります。
ネット決算はほとんどがキャッシュレスですからね。
しかし、ネットショッピングでは買わないものもあるんですよね。
買えないわけではないですので、買わないといっておきます。
それが、日々の生活用品ですね。
生活用品がキャッシュレスになって現金が使えなくなったら困るんですよ。
それがキャッシュレスの大きな問題点です。
キャッシュレス最大の問題点
キャッシュレスは、今以上に進むでしょうが、やはり現金主体となりそうです。
その最大の理由は「日本では災害が多発する」という点です。
これは大きな問題点ですよ。
災害時には、停電がつきものですよね。
現金を主体にキャッシュレス化をすすめることはできますが、キャッシュレス主体では停電になったら決済できないんですよ。
「停電になったら銀行からお金が出せなくなるから同じじゃないか!」という方もいるでしょう。
これは、消費者側だけの問題ではなくて、キャッシュレス決済のみでは小売店が機能しないということになりかねません。
小規模な個人店舗なら災害時だけ現金で決済できるでしょうが、大手チェーンなどが「商品はあるけど決済できない」なんてことになったら、これは大きな問題点じゃないでしょうか。
セルフサービスのガソリンスタンドなんかもそうですね。
こういった問題点から日本におけるキャッシュレス化は30~40%が頭打ちなのかなと思うわけです。
キャッシュレスが流行らないのはアプリが問題
キャッシュレス化が流行らない点をもうひとつ。
これは、いまだけなのかもしれませんが、スマホアプリで決済するときって意外にめんどくさいと感じませんか?
せめてワンタップで決済できるようにしてほしいですね。
2~3回タップしてようやく決済画面に。
サービスの種類によれば、そのあと金額を入力して決済。
カードの場合は、結局財布から出さないといけないし。
これじゃぁ財布から現金を出してるのと変わりませんよ。
現金を引き出す手間と時間はなくなりましたけどね。
キャッシュレスの問題点|日本では流行らない理由 まとめ
- 少額決済はキャッシュレス化が進んでいる
- 高齢者の不安を解消できていない
- 災害時には機能しない
- 現状では使い勝手が悪くめんどくさい
こういった問題点がある以上、30%代が頭打ちなのかなぁとキタガワはおもうのですよ。
それともうひとつ大きな問題点!
サービスの数が多すぎるんですよ! 乱立しすぎです。
この問題点については、また次回。
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