神吉日

暦注のルーツは、ほぼすべてのものが中国にあります。

仏教の経典などを通して日本に伝来し、定着したものがほとんどですが、稀に倭歴だけのオリジナルも存在します。

そのなかの一つが、神吉日です。

司る吉凶や、選日法などと併せてご覧ください。

 

神吉日が吉日となる理由

神吉日(かみよしにち)は、中国から伝来したものが多いなかで、珍しく倭歴のみに記された吉凶判断のための日です。

暦注下段に、「神よし」と記されているものが該当します。

「神」と「吉」という文字が使用されているだけに、神を祀るのに縁起の良い日だということが分かりますね。

日本で最も縁起が良いとされる、7つの日柄である「七個の善日(ななこのぜんにち)の一つとしても選ばれています。

 

神吉日における吉凶は

神吉日は、基本的にすべてにおいて良いと言われています。

凶の要素が見当たらない、吉日ですね。

なかでも、神社仏閣への参拝や、神を祀る祭礼、ご先祖を祀ることなど、神様にまつわる事柄を行うのに適しています。

1年のうち、巡ってくる機会が多い吉日なので、他の吉日との重なりが楽しみな日でもあります。

ただし、凶日と重なるときは、少し慎重に行動したほうが良いかもしれません。

 

神吉日の選日法

神吉日の選日法では、十干十二支の組み合わせである六十干支を使用します。

全部で60種類ある組み合わせのなかから選んだ、33種の六十干支を配当していく形です。

組み合わせの半分以上を占めるため、1年のうち200日ほどは、神吉日ということになります。

神吉日に該当するのは、以下の組み合わせです。

乙丑・丁卯・己巳・庚午・壬申・癸酉
丁丑・己卯・壬午・甲申・乙酉・戊子
辛卯・甲午・丙申・丁酉・己亥・庚子
辛丑・癸卯・乙巳・丙午・丁未・戊申
己酉・辛亥・壬子・乙卯・戊午・己未
庚申・辛酉・癸亥

 

神吉日|神を祀る倭暦だけの吉日 まとめ

神吉日は、暦注のなかでも、頻繁に巡ってくる吉日のひとつです。

機会が多いので、お参りなどに気軽にいけるのが魅力ですね。

神様にまつわる事柄は、この日に行っておけば間違いがありません。