狛虎が居るという大江神社に行ってきました。
大江神社は、大阪市天王寺の愛染さんの隣に位置し、四天王寺七宮のひとつとして知られています。
また、狛犬(こまいぬ)ならぬ狛虎(こまとら)が居るということからパワースポットとしても知られる神社です。
虎といえば金運にまつわるパワースポットですよね。
天王寺夕陽丘町といえば、口縄坂など急勾配でアップダウンの激しい町ですが、この大江神社にも階段があり、登るのも一苦労でした。
しかし、登ってみればなんともいい眺めで、ただならぬパワーを感じます。
四天王寺七宮とは
四天王寺七宮(してんのうじしちみや)とは、聖徳太子が四天王寺を創建した折に、四天王寺の外護として創建された七つの神社を指します。
大江神社、上之宮神社、小儀神社、久保神社、土塔神社、河堀稲生神社、堀越神社の七つの神社です。
この四天王寺七宮のうち、上之宮神社、小儀神社、土塔神社の三社が大江神社に合祀されています。
大江神社へ詣でるだけで、四天王寺七宮のうち四社に詣ることができるのです。
ただならぬパワーを感じたのは、このせいでしょうか。
残るは久保神社、河堀稲生神社、堀越神社に詣でれば四天王寺七宮を制覇したことになります。
四天王寺で聖徳太子のパワーを授かるには、七宮のうち真っ先に大江神社へ詣でるのがおすすめです。
大江神社の御利益
大江神社の創建は不明ですが、聖徳太子によって創建されたならば、飛鳥時代ということになります。
御祭神は、豊受大神、素戔嗚尊、大己貴命、少彦名命、欽明天皇です。
特に、主祭神である豊受大神は、穀物を司る神様で、五穀豊穣の神でもあります。
五穀豊穣といえばピンとくる方もいると思いますが、現在でいう金運の神様です。
穀物に困らないということは、食べることに困らないということです。
このことから、五穀豊穣の神は、金運の神様として祀られるようになりました。
五穀豊穣の神様は、お稲荷様が有名ですが、お稲荷様の眷属である狐は稲穂をくわえていますよね。
食物を司るということから、お稲荷様と混同されることもあるようです。
大江神社と上町断層
大江神社は、西側が大きな階段となっているが、これはかつて海だったといいます。
海を臨む崖から見える夕日が美しいことから夕陽ケ丘と名付けられたというのです。
崖→断層、そうです! 大江神社は上町断層上にあるのです。
上町断層とは、箕面山から梅田、大阪城、上町台地、住吉、堺市まで続く活断層です。
このライン上には、大阪城、生国魂神社、高津宮、堀越神社、住吉大社、仁徳天皇稜など、数多くの古墳や神社などがあります。
いずれもパワースポットとして知られる場所ですね。
古代から上町断層は、箕面山からの「気」の流れる道であるとされ、「龍脈」といわれていました。
この龍脈が流れる気の道には多くの神社が立ち並ぶ「特別な場所」であったことからパワースポットとして知られるようになりました。
また、経済の中心であった大坂・堺を作り上げたのもこのパワーからではないかといわれています。
金運のパワースポット「狛虎」
大江神社には、もうひとつパワースポットとして知られる「狛虎」というものがあります。
多くの神社には、狛犬(こまいぬ)がありますが、なんとここでは通称「狛虎(こまとら)」と呼ばれる虎の石像が置かれています。
この「狛虎」が安置されている奥には、毘沙門堂があったそうです。
毘沙門堂は、もちろん毘沙門天を祀るお堂です。
毘沙門天の眷属といえば「虎」ですよね。
虎が金運に良いとされているのは、黄色いということもありますが、毘沙門天の眷属であるということが本来でしょうか。
ご存知のように毘沙門天は金運の神です。
財産を司るともいわれています。
同じく毘沙門天を祀っている鞍馬寺にも「狛虎」があります。
この毘沙門堂の名残りから「狛虎」が据え置かれているわけですが、「狛虎」は元々300年以上前に作られたそうです。
しかし、明治初期に神仏習合が禁止になってからは、「阿形」だけが残され、「吽形」は神仏分離により滋賀に移されたといいます。
その後、残った「阿形」も大阪大空襲で焼夷弾を受けて耳や歯も欠けた状態で放置されていたそうです。
阪神ファンの聖地
大阪、虎といえば、もうひとつありますね。
そう、阪神タイガースです。
平成十五年、このあまり見かけない阿形だけの狛虎をみて、「狛虎を一対にしたら阪神タイガースが優勝するのではないか」という話になり、地元有志が「吽形」の狛虎を奉納したところ、その年に阪神タイガースは18年ぶりに優勝しました。
そして、平成二十三年には、大阪大空襲で傷んだ「阿形」も新調し、奉納されました。
現在は、平成時代に奉納された阿吽の狛虎が据え置かれています。
この阪神タイガース優勝劇は、マスコミにも取り上げられ、今では多くの阪神ファンがお参りに来ているようです。
謎の狛虎会
大江神社の狛虎の奥には阪神タイガースのメガホンが奉納され、ファンが参拝する聖地となっています。
また、阪神ファンからの熱い想いが板に書かれ、奉納されていますが、これを読んでみるとなかなかおもしろいですね。
藤浪への熱い想いが語られています。
「あゝ、藤浪よ君をなく!鳴り物入りで迎えしに、期待はずれて言葉なし・・・」
狛虎会からです。
きつい言葉ですね。
祝・矢野新監督
「已む無くも 望み断たるが明日への 気力や培い 大く羽ばたけ」
無記名です。
令和元年を祝す Power Spot 狛虎会
「新たなる 令和になじむそれ迄は あれこれ話題の尽きぬが 現世」
これも狛虎会ですね。
そして、この2つも狛虎会からです。
矢野燿大監督へ!
どう考えても「!」マークはあと付けですね。
「已むなくも のぞみ断たるがあしたへの 気力つちかい 大くはばたけ」
と、「やのあきひろ」にちなんで書かれていますが、さっきの無記名は狛虎会だったのですね。
もうひとつ。
「優勝はならずとも せめて二位の程! 矢野タイガース根性見せよ」
この「は」と「!」もあと付けです(笑)
しかも、「優勝はならずとも」ってあきらめてますね(笑)
板の切れっ端のままです。
もうちょっと良い板なかったのですかね(笑)
六芒星が書かれているのは、おまじないでしょうか。
それとも、狛虎会の紋章でしょうか。
もしかして、ユダヤ人でしょうか?
そして、最後です。
またしても「やのあきひろ」にちなんだ「已む無くも・・・」です(笑)
狛虎会に間違いなし!(笑)
狛虎会恐るべし!
狛虎会熱すぎる!
こういったファンの会があって阪神タイガースは幸せだと思います。
しかし、ちょっと疑問が・・・
狛虎会ってもしかして1人じゃないの?(笑)
恐るべき事実が・・・
「願・どなたか狛虎会を引き継いでください」
これ、めちゃワロタ!(笑)
絶対、独り会やん!
やはり恐るべし狛虎会!
狛虎会と阪神タイガースに栄光あれ!
ということで阪神ファンも集う?パワースポット大江神社でした。
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