枝の剪定の吉日の選び方

こんにちは、来年あたりに開運日【日めくりカレンダー】を制作しようかと考えているキタガワです。

先日、質問メールが届きました。

いつもこのサイトの暦注を参考にしていただき、ありがとうございます。

今までも財布購入などの質問コメントやメールを頂いていますが、こういったメールは本当に嬉しいんです!

  • 「読んでくれているんだなぁ」
  • 「同じような考えの人がいるんだなぁ」
  • 「暦注や運気に興味を持ってくれて嬉しいなぁ」

と励まされています。

質問は随時受け付けていますので、要望があればTwitterかお問合せフォームからご連絡ください。

暦注に記されていないこと

暦注の質問

さて、今回のご質問は「木の剪定について」です。

本文の内容は「はじめまして、木の剪定をして良い日といけない日がよくわかりません。それから、草取りはどうなのでしょうか? 教えて下さい」

といったことで困っておられるようでした。

たしかに、土木工事や引っ越し、開店、企業、結婚、金運などなど、こういった内容は暦注にも記されています。

しかし、木の剪定ってどこにも記されていませんよね。

暦注にはこういったことはよくあることです。

なぜなら、暦注の発祥は古く、人の行動に関する情報が古いのです。

特に暦注下段は明治政府に禁止されたこともあり、明治以前に使われてきた内容にとどまっています。

例えば、現代では洋服を販売店から購入しますよね。

しかし、この時代には反物を購入して自分で仕立てていたのです。

だから「衣類の裁断は凶」なんてことが書かれているわけです。

暦注の考え方に沿って現代の行動に置き換える

衣類の裁断

例をだした「衣類の裁断」は、「何かものを断つこと」を表しています。

二十八宿の胃宿 (えきえぼし)では、衣類の裁断は凶とされています。

逆に吉はというと就職・婚礼・造作・引っ越しなどです。

これは、吉事に害のあるものが「断つこと」だと教えてくれています。

それは、就職や婚礼でしょう。

こういった吉事に縁を断つのは縁起が悪いということは、なんとなくわかってもらえると思います。

金運だけでなく、こうした「現代人の行動に置き換えた暦注が必要なだぁ」と質問メールを頂いてわたくしキタガワは感じています。

暦注における木の剪定についての質問

さて、質問メールのお話に戻りましょう。

メールでの質問を読んで「木の剪定ってそういえば書いてなかったなぁ」と思い、メールで返信させていただきました。

置き換えの前にまず、【受死日】、【不成就日】、【月破大耗日】、十二直の【危】、二十八宿の【女】などの凶日を避けます。

凶日を避ける理由についてはこちら↓の記事でご紹介していますので参考にしてください。

不成就日~凶日を避けるべき理由とは~

さて、木を切り倒す、もしくは根から取り除くというのであれば剪定というよりは伐採と考えられますよね。

伐採というのであれば、「土」が関係してきますが、木の剪定というのであれば「掃除」という観点で考えたほうが自然です。

なぜなら、木の剪定には、「枝をはらってキレイに整える」という意味があるからです。

また、きれいに整えることで「さっぱり」した印象になることからも、「掃除」に置き換えるのがピッタリなのです。

ということで、木の剪定だけならば、特に【土の気】をきにしなくても大丈夫ですね。

暦注の意味を深く掘り下げてみる

土の気をきにしなくても良いと言いましたが、もう少し掘り下げることで木の剪定の内容がみえてきます。

木の剪定だけならいいです。

ただ、掘り下げてみると木の剪定をするときに草取りもしませんか?

そうなると、次は土にまつわる凶日を避ける必要がでてきますね。

まずは、土公神の怒りをかわないように【大犯土】、【小犯土】を避けます。

さらに十二直の【建】、【満】、【平】は土をさわる作業が凶なので避けます。

また、生け垣は切ると泥棒が入ると言われています。

二十八宿の【心宿】は、盗難に注意しなければなりませんので、もし剪定の対象が生け垣なら【心宿】も避けましょう。

こうやって凶日を避けているとだんだんと絞られてきて吉日が見えてきましたね。

凶を避けることで見えてくる吉日

凶日を避けたところで「掃除」をするのに適した吉日を選びます。

十二直の【除】は、障害を取り除き、不浄をはらってくれるという意味を持ちます。

また、同じく十二直の【納】は、納入れるという意味を持ち、収穫や保存が吉とされています。

これは「掃除」「木の剪定」にピッタリです。

前の項の凶日を避けた上で【除】と【納】を探してみると、木の剪定を行うのに合った吉日がみえてきます。

心に留めておくことで回避できる凶もある

ここで、六曜など大きな凶日ではありませんが、少し気をつけておくこともありますので、心にとめておきましょう。

どういった方法で木の剪定をするのかによりますが、二十八宿の【危宿】にあたると高所作業には注意が必要ですね。

また、六曜はあまり気にすることはありませんが、【赤口】は刃物の取り扱いには気をつけてください。

手袋や軍手をするなど切り傷をしないよう、心に留めておくことも大切です。

暦注で木の剪定をするのによい吉日を選ぶ まとめ

さて、今回の質問では私自身かなり勉強になりました。

これは質問メールの返信でも書いたことですが、ひとつ言わせてください。

キタガワは占い師でもありませんよ。

あくまで古くから伝わる暦注の吉日と凶日について語っています。

だから、これは運気の良し悪しさえ知っていれば誰にでもできることなんです。

また、質問がありましたらキタガワのTwitterかお問合せフォームよりお待ちしています。

最後に質問してくださった方々へ 「いつもブログ読んでいただいてありがとうございます」

わたしがなぜ、金運アップの研究をしているかというと、あるきっかけがあったからです。私の友人は、ロト6の攻略をしていました。
ロト6の1等当選確率は600万分の1と言われていますが、数字を自分で選ぶという仕組み上、攻略できるように思えたのでしょう。

しかし、600万分の1っていったら、ほぼ運ですよね。

そこで私が思ったことは「ロト6を攻略するよりも金運を上げたほうが早いのではないか?」ということでした。
そして、金運アップの研究をするうちに、「貧乏には原因と結果がある」ことに気づきます。
これらの原因を追求していくうちに、わたしの心が豊かになり、「金運とはこういうものだったのか」と気づいたのです。

それは「金運アップしてどうするのか?」ということです。

金運アップできる人、できない人、全ては「原因と結果」があるはずです。

わたしは、これをみなさまと一緒に省察していきたいと思い、メルマガを配信することにしました。

開運日カレンダーに十二直、二十八宿、それぞれの吉凶をわかりやすく表示し、簡単に吉凶の判断ができるような新カレンダーを制作しています。