台風19号(ハギビス)で被災された方々へお見舞い申し上げます。
観測史上最大の台風は関東に上陸し、重大な被害を及ぼしました。
さて、台風は「悪い気を呼び込んで災害を拡大する」というイメージがありますよね。
しかし、私は台風が過ぎた後をみて「実は良い気を満たす働きがあるのではないか」と気づいたのです。
できれば来ないほうがいい「台風」ですが、なぜ「良い気を満たす」と感じたのかをお話したいと思います。
災害は悪い気の象徴
関東地方で猛威をふるった台風19号ですが、台風が過ぎた後、数日間は様々な被害が報告されるでしょう。
まずは人名が優先、その後、住居に関する被害状況がテレビなどで報道されます。
次に仕事に関する被害については私たちが身近なもので農作物の高騰でしょう。
報道だけでは確認できない農家などの問題もあります。
災害はこのように悪いことを呼び込みます。
こういった悪いイメージを持つのは当然でしょう。
台風は「悪い気」を撒き散らして北上していくというのが一般的なイメージですね。
被災してみて感じたこと
私は、2018年の台風21号で被災しました。
避難所へ行くときは心は重く、物事を深刻に捉えていました。
避難所では近隣のみなさんが不安になりながらラジオを聞いていたのが印象的でした。
しかし、台風が過ぎた後には途端に気が晴れたかのように明るい雰囲気に変わります。
実際に家が倒壊した人も、なぜか明るく感じました。
これから生きていこうという前向きで明るいパワー、すなわち良い気に満ちあふれているのです。
これはなぜでしょうか。
台風は悪い気を吸い込む
台風が過ぎた後の人々は、たとえ路頭に迷うような深刻な状況にあっても、なぜか明るく振る舞っているようにみえます。
明るく振る舞うというよりは、あきらめがついたと言ってもいいかもしれません。
さて、台風というのは、そもそも低気圧のカタマリです。
いわば、台風は周囲の空気を吸い込むことで暴風を発生させるもの。
私がそこで思ったのが、実は悪い気を吸い込んでいるのではないかということです。
ちょっとスピリチュアル的になったかもしれませんが、こうでも考えないと「被災した方の明るさ」の説明がつきません。
もちろん、台風は上陸しないほうがいいですが、被災された方々の前向きのパワーで再び復興します。
これは、凶であるはずの台風が悪い気を吸い込んで、人が「生きていかなければならない」という大きなパワーによって吉に転ずるということではないでしょうか。
あらためて、被災された皆さんへお見舞い申し上げます。
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