【納音占い】沙中土

沙中土は、砂の中に混じった土、砂漠の砂を表しています。
本来、動植物から微生物にいたるまで、土から生まれ土へと還るように、万物を養い育てる徳を持っていますが、乾ききった砂地にはそのちからがありません。
また、物事に対する粘りに欠ける一面もありますが、その反面、純粋で知的な面を持ちます。

沙中土は、五行において土行にあたりますが、土行のもつ「生みだす」ちからというような能力は持ち合わせていません。
日本では、どこまでも続く枯れた大地というような砂漠はありませんが、砂漠と地形がよく似たいくつかの砂丘がありますが、砂地特有の性質をもっています。
砂地特有というのは、砂漠や砂丘のような砂地は、風で絶えず砂が動くため、植物が生えにくいといった性質を指します。
また、砂地は腐葉土のように蓄積された豊かさや粘り強さはなく、さらさら風に吹かれて常にそのかたちを変えます。
このように沙中土の人は、土行でありながら、包容力や粘り強さに欠けるところがあります。

枯れた沙中土とはいえ、やはり土行ですから、柔らかさと温かさを持っています。
ただし、心の温かさと優しさゆえに我慢してしまいがちですが、粘り強さに欠ける沙中土ですから、ほどほどにしておくことが重要であるということを覚えておきましょう。
また、持ち合わせていない包容力や粘り強さを鍛えるために、耐えて耐えて思い悩むよりも、自分なりの違った方法に取り組むほうが結果を出しやすい傾向にあります。

沙中土の人の成功ポイントは「行動力」です。
さらさらの砂は、沙中土の人の純粋さを表し、風に吹かれてかたちを変える姿は、常に変化し続ける斬新さと行動力の表われです。
また、沙中土の持つ斬新さは、一瞬のひらめきといった知的分野でその才能を開花させます。
純粋な砂は、留まることを知らないので、風に流されてしまう傾向があります。
しかし、慌てることはありません。
風のちからを前に進む行動力につなげて、沙中土の得意とする知的分野に的を絞り、ひとつのことに打ち込むことで成功します。