【納音占い】大溪水

谿水は谷川の水のこと、つまり大溪水とは、山の谷間から湧いて出で、水量も豊富になって勢いづく渓流の水を表しています。
この大溪水の人は、谷川の水が澄んでいるように心にも表れていますが、大河のようなすべてを呑み込む度量は期待できません。

大溪水は、五行において水行にあたります。
水行の本質は、人やお金の「流れ」をつくります。
上流域の河川である渓流の水は、澄んでいて心地よいですが、傾斜の緩やかなところと急なところとでは全くちがった印象を受けます。
これは、大溪水の人の心にも表れており、澄んだ心を持っていますが、その気性は穏やかさと激しさの二面性があるのが特徴です。
勢いはあるので、流れるように自然と自分のペースに持っていく才能がありますが、水量が限られるため、大きな災いを招くことはありません。
話や行動に緩急をつけて周囲の人を楽しませるのが得意で、決して太くはありませんが、海へと続くような人脈を持っていますので、人が集まりやすいのも人徳でしょう。
また、谷に沿うように、傾斜のままに流れる大溪水の人は、他人に合わせることができるので、みんなの人気者になる傾向があります。

また、水はすべてのものに潤いを与えます。
特に大溪水の澄んだ水は、魚にとって良い環境を造るだけでなく、山の動物や虫たち、川のほとりの草木にも潤いを与えてくれることで、いつも賑やかです。
ただ、そんな賑やか好きの大溪水は、周囲を楽しませてくれますが、大河のような大きな流れやすべてを包み込むほどの度量はありません。

大溪水の人の成功ポイントは「考えすぎない」ことです。
渓流は地形が複雑ですから、まっすぐ海へ直行というわけにはいきません。
だから、いつも寄り道をして、なかなか目標にたどり着けないのです。
寄り道が過ぎると感じると、ついつい考えすぎてしまいます。
しかし、焦ってはいけません。
大溪水は、いつも人々の笑顔に囲まれることで、着実に成果を上げていれば、いつかは必ず洋々たる大河となり、海へと続きます。

あまり考えすぎず、自然体でいることで人は集まり、いつかは大河のような大きな成功をつかめます。
「いつかは海に出れる」というように楽観的に生きていくほうが大溪水には合っていますから。