【納音占い】釵釧金

釵釧金は、「釵」、「釧」の字ともにカンザシのことを表しています。
カンザシは、女性の結束ねた髪に挿して解け乱れないようにすると同時に、髪飾りとして用いられる日本の伝統的な装身具です。
このことからわかるように、釵釧金の人は、その場を明るく華やかにし、まとめ上げる才能があります。

女性の魅力を引き立てる華やかなカンザシは、髪を結い束ねる髪型が流行した安土桃山時代のころに実用的かつ装飾品として発展しました。
もとは神事や身分を表すことに用いたため、その綺羅びやかなカンザシは女性にとって憧れの品です。
そんな貴重なカンザシを意味する釵釧金の人は、華やかで魅力的な憧れの存在です。
また、髪を結い束ねるように、その場をまとめて明るく華やかなムードにする能力も魅力のひとつです。

ただし、それは外見のみだったりします。
五行において金行にあたる釵釧金の人は、華やいで情があるように見えても、実は心の底には冷淡の部分を持っています。
また、カンザシの起源は、縄文時代にまでさかのぼり、その頃の古代日本では、一本の先の尖った細い棒には魔を祓う効果があると信じられていました。
魔を祓う、邪気を祓う、といった祓い清めることは浄化につながります。
この浄化の能力をもつことで、複雑なトラブルに見舞われてもスパッと切り捨ててしまう釵釧金の割り切りようは、冷酷な人ととらえられる傾向があります。
これは、釵釧金の人が、金行のもつ「浄化」と「冷たさ」の性質を強く持っていることを表していると言えるでしょう。

釵釧金の人の成功ポイントは「絆」です。
外見の美しさにとらわれがちな釵釧金は、物質的には魅力的に輝きますが、精神面に欠けたところがあります。
当然、熱い感情や精神力だけで突き進むような体育会系の思考は大の苦手です。
この欠点を補うには、人との繋がりを大切にして正面から向き合ってみることです。
そうすることで、うわべだけの付き合いではなく、周囲の人との絆が生まれます。
本当の絆を持つことで、釵釧金の華は、内外ともに美しい大輪を咲かせることができるでしょう。